ダークサイドを歩け!(始動、ゴディエジュヌー1135R )
いきなりですが、本日納車になりました。
何が?って、タイトルの通りなのですが、ガチャピン!じゃなかった!
「誰も知らない、知られちゃいけない。デビル マンが誰なのかー。」
のDevil管を纏った、フランス🇫🇷帰りの憎いあんちくしょう。
ゴディエジュヌー 1135R パフォーマンスレプリカ
がやって来ました。シルブプレ!
えっ、知らないですか? 当然です。
一応、カワサキの系譜なのですが、車検証にはカワサキの文字もなく。
GODIER GENOUD(ゴディエジュヌー )としか書かれていません。
Performance Replica 1135R が正式名称です。通称は、ゴディエジュヌー 1135R ですね。
いわゆる後期Z系のZ1000JをベースにZでヨーロッパ耐久レースをしていた、
ジョルジオ・ゴディエとアラン・ジュヌーの2人のフランス人🇫🇷ライダーがキッカケとなったビルダーです。後のパフォーマンス社です。(経緯は端折ります。)
後期Z系のイメージリーダーはまごうことなき不動の4番バッター=Z1000R
通称、ローソンレプリカ(略してローレプ)が正しいZの教科書です。
*画像はお借りしました。
AMAスーパーバイクチャンピオンという輝かしい成績と、エディ・ローソンという名ライダーの実績を持つ、由緒正しいカワサキの血統書付きの名車ですね。
※ちゃんとカワサキが販売していましたし。
ええ、そうでしょう。Z1000Jといえば、ローレプイメージの車両ベースとして扱うのが当然だと思います。
が、しかし当家の主人はGPZ900Rにマグホイールを履かせるのに、わざわざ18インチを選ぶような、捻くれ者(ひねくれもの)です。
「乱暴者(あばれもの)」はマーロンブランド
*個人的には「ゴッド・ファーザー」の頃の方が好き。
王道には一切目もくれず、ワイルドサイドならぬ、
ダークサイドの珍車に手を出してしまうのです。
*take a walk on the Wild side 「ワイルド・サイドを歩け」はルー・リード
そんな誰も知らない珍車をMVアグスタのスーパーヴェローチェセリエオロが軽く買えるくらいの気合いで手に入れてしまいました。参号機です。
あ、あっちの方が走る宝石だ💎。だとか、新車だとか言うのは無しですよー(笑)
スーパーヴェローチェ セリエオロ、本当にカッコ良いですね。
黄色ヘッドライト、まんまるのテールランプとカウル、赤スエードのシートにあのホイール 。最高にカッコ良い!
イタリア人って本当にデザインに関しては世界一の民族なのかも。
って思っていたら。ただのスーパーヴェローチェはあれあれ?
シートは黒だし、ライトは白だし、ホイールはキャストだし。
なんか微妙に似て非なるものになっている気がする。(あくまで個人の感想です。)
だいぶ、脱線しました。
という訳で、バイク屋さんに基本整備と修復をお願いしていましたが、
苦節、約2ヶ月。(私は何もしていませんが…。バイク屋さんがきっと大変でしたでしょう。私は必要なものをヤフオクでポチポチ落札して届ける位しか出来ませんでした〜)
という事でバイク屋さんまで、1135Rに会いに行きます!
何年もあまり動かしてなさそうな状態から、一通り整備とタイヤ交換、ショックの交換をしてやっと連れて帰れる事になりました!
スクリーンもヒビが入っていたので、ワンオフで作成してもらいましたので、バッチリと装着されてます。
ノーマルは(そもそも1000Jベースの改造車だから、ノーマルって表現は正しいのか?)
標準仕様はスクリーンエンドにもっと大きな返しがついて、風圧からライダーを逃すようになってましたが、こちらの方が小顔効果でカッコ良いでしょう。
タイヤもカチカチのプラスチック状態だったものをBSに交換しました。
ここでも、あえてミシュランはチョイスしません!
サンクチュアリ さんのスライダー(イジェクションKitと呼ぶらしい。)も万一に備えて装着
いきなり泥跳ねで汚れてますが…
ステップベースやサイドカバーはガンコートで再塗装かけました。
で、少しだけ時間があるのでタイヤの皮むきがてら、香嵐渓まで流して見ました。
いつもの猿投グリーンロードを通って。
※ETCが付いて無いので、支払いが面倒だぞー。
香嵐渓まで来ました。紅葉は🍁ボチボチという感じですが、あと10日後位がベストかな〜?今日は時間が無いので有料駐車場に止めるのはパス。
通りしなに眺めるだけにして帰ろうか。と思いましたが、折角ここまで来たら、ちょっとだけクネクネしたくなるのが人情ってもんです。
いや、本当にちょっとだけね。
セパハンのバイクは久しぶりです。ポジションは思ったほどキツく無いですが、ハンドルが全く切角ないのでUターンや取り回しは大変そう。
足つきは無いに等しいようなシートなので悪くはありません。
悪いのは座り心地!(笑)
全体の印象はGPZ900Rに比べるともっさりというか、おとなしい印象です。
そんなに乗りにくくも無いですし。
ただし、おとなしく無いのは、この音です。
モデルの大幅統廃合前の独特の形状とサウンド。
2500回転前後の巡航では、頭と腹に響く重低音が「これって住環境で問題になるような、低周波の騒音だよねぇ。」という感じで、乗ってるライダーの頭に悪い影響が出そうな音。 デビルって👿そういう意味だったのか〜(笑笑)
山道をクネクネしていると、何故か今日は試運転中にやたらと電話がかかってきて、途中で電波が入らない場所まで来てしまったので、ここで諦めてUターンです。
タイヤの皮むきが終わって、久しぶりのセパハンポジションになれたら、
しっかりと耐久レーサーレプリカの実力を味わってみたいと思います。
その前にETCかなぁ…
おしまい。