GPZにとっての約束の地(Promised Land)
「最近、ニンジャ(GPZ900R)に乗ってないなぁ。今日はお昼まで時間が取れるな〜」
という事で、朝からニンジャで出発です。
最終目的地は、いつもの クシタニ カフェ舘山寺 ですが、
本命は昨夏、ズッコケてニンジャ改装修理のきっかけの地です。
どうしても、一度行ってそこから行く予定だった場所まで行かないと、
バイクが治ってもスッキリしていなかったので、今日こそ行って見ます。
走り出していつものグリーンロードの料金所を抜けると、角のファミマにオートバイが🏍たくさん止まってました。(集合に丁度良い場所なのでしょうね。)
横目で見ながら目的地に向かいます。 1時間ほど山道を快走して、着きました〜！
寒狭峡(花の木公園)に到着です。
ここは、織田軍と武田軍の実質的決戦で有名な設楽ケ原の近くであり、敗戦で退却する武田方と織田軍の間で激しい追撃戦が行われた場所です。 今はこんな綺麗な滝ができています。
水力発電が行われていたそうで、日本土木遺産🇯🇵(そんなものもあるのですね！)に指定されているそうです。
こういう所に来るとやりたくなりませんか？火曜サスペンス。
「犯人はあなたですね。」って！(笑)
現在では釣り堀が隣にあります。
赤備えの武田方の武将が主君を逃そう。という絵ですね。
この武田赤備えが、徳川方の伊井家、
武田方国衆の真田などに受け継がれたようです。
主君、勝頼を逃そうとした武田方、笠井と織田方が相討ちしたそうで、碑が建立されています。
釣り堀には大きな鯉が、 これは釣れないよね？
いたいた、こっちが本命ですね。
戦国最強と言われた、甲斐国 武田軍。設楽ケ原 この地で敗れた事がきっかけで、滅亡へ歩んで行くのですが、敗走する武田の武将はまさかこの敗北が、滅亡への序章になるとは想像出来なかったのでしょうね。 だから、数多の将が主君 武田勝頼公を逃す為に命を賭した。 歴史の結果論ですが、悲しい場所ですね…
さて、花の木公園から南へ100m程の所にGPZ900Rを再起動させるために、寄っておきたい場所があります。
この場所です。
橋詰殿戦場
ここで昨夏、花の木公園を通り過ぎて、気が変わりUターンしようとして、泥にフロントタイヤを乗っけて、一瞬でズッコケましたねー^_^; (長く乗ってるけれど、立ちゴケ程度以外でまともな転倒は初めてでした。)
武田軍の武将、馬場美濃守討公討死の地
設楽ケ原の決戦で武田軍敗走の中、主君勝頼公を逃す為、討死した馬場美濃守公は知っていましたし、好きな武将でしたが、ズッコケてレッカーを待つ間に、まさにこの場所が馬場公の戦死の地。と発見したときには、ちょっとなんとも言えない不思議な気になりました。
という事でニンジャが復活したらお参りだけはしておきたかったんです。
こんな所でズッコケたのにも、何か意味があるのかも。って思っちゃいます。
ペダル、ハンドル、ミラー、左側カウルにマフラー。
復活しましたよ〜！色まで変わった。(笑)
探さないと分からないくらいの小径です。
小径を登り
クモの作りだすアート🕷を発見！
渦巻きー！
この石柱の右側に
馬場美濃守事、馬場信房公 討死の地
主君、勝頼公の退却を見送った後に、この桜の下で、織田方に己が首を与えた。
とされてますが、幹の大きさから推定される樹齢から行くと「？？」な気がするのは私だけでしょうか？ 後の時代に植えられたのではないでしょうか？それが口伝の中で変わって伝わったとか？
とにかく、静かに手を合わせました… ^_^
織田方にしたら、武田軍を破るって、桶狭間で今川軍を起死回生で破ったのに匹敵する勝利だったのではないでしょうか。
歴史って実はかなり紙一重で繋がってきたんじゃないかな〜。
「だから、歴史に もし は無い。」って言うんじゃ無いでしょうか。
織田信長って、本当に凄い武将だったんでしょうね！ 面白い。
さて、お参りも済ませてやっと、これでスッキリしました。
新車を買って成田山に行った後の気分ですかね！
それでは、あの日オープン初日に訪問する予定だった所へ向かいます。
KUSHITANI CAFE 舘山寺
10時過ぎに到着、お客さんはチラホラですが、コロナ対策でイートインの場合は名前と連絡先を記載するようにお願いされましたー。 「With コロナ」ですね^_^;
ダイネーゼ で来てしまいましたが(笑)
他のお客さんのジャケットは🧥 アルパインスターにイエローコーン(苦笑)
あ、そういえば、これはクシタニ さんです！
EXジーンズシリーズのウエストバッグ(絶版品)
ここの店員さんは皆さん、感じの良い応対してくれるので好きです。
逆にいくつか勿体無い。と思う部分もあり。
素人ながら勝手にアイデア💡を考えたりします。
(あくまで個人的印象と、素人発想ですが。)
【強み】
① 店員さんの感じが皆さん良い。
②古民家再生のレトロで味のある店舗建物
③舘山寺という立地。高速近い。名古屋からも浜松からも近い。
うなぎと温泉♨️でツーリングになる。
【気になる点】
③店内は木材剥き出しの部分が大半ですが、ベニヤの合板感が半端ない。
素材そのまま生かすなら、無垢にしないと「ちょっと、もったいない。」
④店内のクシタニ 感が薄い。オリジナルグッズとツナギも飾ってありますが、もう少し濃い方がお客さんには伝わりやすい気がする。
【提案】
⑤FCとはいえクシタニ ブランドのお店なので、1体位はマネキン置いてシーズン毎に新作のジャケット位展示しても良いのでは？(現状ではカタログが置いてあるだけですが。なんかもったいない。)クシタニ本社から送って展示するだけならレンタルでその位してくれないかな？ アンテナ📡ショップ(コーナー⁉️) 販売までは流石になんでしょうが…
⑥折角のレトロな建物なので、スターバックス風の使い捨てカップ☕️ではなく。
ファイヤーキング。のカップくらいで☕️飲ませて欲しい。
⑦特注でお客さんもカップオーダーができるようにして、乗ってるバイクのイラストと名前とかイニシャルとか。 店内にカップを飾ってキープ出来るとリピートするかな。ボトルキープならぬ、カップキープ(笑) ファイヤーキングも今は日本でライセンス生産？しているはずだから、掛け合えばできないかなー。
と勝手に、お店がどうなったら、もっと来たい。と思うか妄想してみました(笑)
採用されたら少なくても僕は嬉しいな。ライダーとしては、ずっと有って欲しいですから。
オンリーワンの魅力で勝負して欲しいです。
と勝手に応援📣してます。(笑)
で、アイスコーヒーを頂いた後は、いつものしぶき橋。の前に、良く見ると歩道に「松」が植えてあるではないですか(驚き‼️) 何松？なんでしょうか？
なんと贅沢な街路樹でしょうか(笑)
しぶき橋
しぶき橋の先の防波堤へ。 防波堤に来ると、つい口ずさむ歌があるんですよねー(笑)
防波堤の上 by 浜田省吾さん
from アルバム「愛の世代の前に」
大好きな浜田省吾さんの曲でマイナーなんだけれど、とても気に入っている曲に「防波堤の上」って曲があるのですが、防波堤に来るとつい口ずさんでしまいます。
「防波堤に打ち寄せて砕ける波を見てるー。…悲しいほど自由、防波堤の上。」って。
去年出したシングルのカップリングで新しいバージョンが入っていて、速攻で購入しました。シングルは確か「明日なき世代」だったかな？ 「泣かなーいでー、俺たちの明日。誰にも渡さないー。」落ち着いた声とシンプルで力強いロックになって。すごくカッコ良い感じに変わってましたよ。
*追加:シングルは「凱旋門」でした。 完全にカップリング曲 目当てで買いましたね。
「防波堤の上」好きな人いるかなぁ？
「愛の世代の前に」上がデジタルリマスター版
下がオリジナル版
「愛の世代の前に」には「ラストショー」も入っているし、本当におすすめのアルバムです。ヒット曲「悲しみは雪のように」や、「愛という名のもとに」「センチメンタルクリスマス」「陽のあたる場所」「土曜の夜と日曜の朝」 本当に全曲素敵なアルバムですね ^_^ デジタルリマスター版の方が音は良いのですが、「ラストショー」とか、あの印象的なリズムが絞られていたりして、おすすめはオリジナル版ですね。
お昼から予定もあるので、今日はコーヒー☕️だけで帰ります。
帰り道のあちこちで、うなぎを焼く良い匂いが… また、ゆっくり来よう！
帰り道の間道に良い感じの採石場が
平日にダンプとか対向で来たら、避ける場所も無い位の細い一車線なんですが。
採石場のベルトの下を道路が走っていて。面白い。
無事にお昼過ぎに帰りました。
本日の走行距離 156km
歴史好き（城＆古戦場）の過去記事はこちらです。
yogpz900.hatenablog.com
「KUSHITANI CAFE 舘山寺」シリーズの過去記事はこちら
yogpz900.hatenablog.com
