4連休も今日で終わり。
「そういえば、関ヶ原古戦場記念館で石田三成展やってるんだよなぁ。」
しかし、記念館はメインアトラクションの体験型グラウンドシアターが予約制で
連休中は予約満席だったのを何日か前に確認済みです。
でもなんとなく「予約状況が変わってないかなぁ。」つ見てみると、
12時40分に空き1名となってます(驚‼️) (他は全時間帯満席)
「これは、何としても行かねば!」といざ出陣でござる。
インターネットの予約は前日までしかできないようなので、9時30分の開館時間に合わせて電話☎️してみます。
9時半丁度に電話して、「12時40分の1名枠の予約をしたいのですが。」と伝えますが、
「当日の空きは整理券を配布します。今から配布なのですぐ来館されないと無理ですね。」とつれないお返事。^_^;
「じゃあ、メインシアターは見れないかも知れないけれど、ここまで来たら行くだけ行ってみよう。」と記念館へ向けて出発します。
走ること15分ほど
到着しました。
今日のお目当ては
我よし、人よし、世間よし。
もしくは「One for All, All for One」的な意味もあり、
この時代の旗印としては、とても深い気がします。
で、入館して予約がないと説明すると、受付のお姉さんがこちらへどうぞ。
と奥の方へ連れてってくれます。
キャンセル待ちの受付のようで、1名12時20分の枠があったようです🤭。
ラッキー!! という事で名前を書いて整理券を受け取ります。
チケット🎫買ったら、いきなり三成出ました!(どうも何種類かの武将があるみたいで、一発で三成が出るとはラッキーです🤞
開館と同時に来たので、12時まではまだ大分ある為、先に早めの昼食を取りにゆくことにします。
検索すると良さげな鰻やさんがあった為、土用丑も近いので向かってみます。
ただ、開店が11時なので「もし並んだりしてモタモタしたら、時間までに間に合わなくてちょっとヤバいかな〜。」と少しだけ不安もあります。(何せ、初めてのお店なので。)
暫く走っていると、聞き覚えのある名前のパン🍞屋さんがありました。
「グルマン・ヴィタル垂井本店」です。
名古屋にも何店か展開しているパン屋さんですね。
パンなら時間もかからないし、待つ事も無いだろうから確実だな。
と予定を変更して、「グルマン・ヴィタル垂井本店」さんで早めの昼食です。
お店が結構広くて、中に喫茶店や飲食スペース☕️、中庭までありました。
普段はコンビニの駐車場でも平気だけど、ここはゆったり食べられますね。(笑)
グルマンってさ、調べたらフランス語?で、食いしん坊とか、美味しい。って感じの意味らしい。「グルメ」に近いのかな。
ミシュランにもビグ・グルマンってあるしね!
パン🥖でお腹を満たした後は、記念館に向かいます。
途中に寄り道するのは「桃配山⛰」です。
「桃配山」といえば、東軍の大将、徳川家康が最初に布陣した山⛰(丘?)です。
西軍の陣を見渡すとこんな感じらしいです。
家康ってさ、野戦が得意でこの関ヶ原に西軍を誘い込んだ。
って事だけど、そもそも三方ヶ原で武田信玄にボコボコにされてるよね。
だから、正確には今回も三方ヶ原で武田信玄がやった事から学んでパクってないかな?
でも、西軍を城からここまで誘い出した手腕はやはり、大した物なのでしょう。
などと考えながら、再び古戦場記念館へ。
入ってすぐの通路には、大河ドラマ「麒麟がくる」で出てきた武将の甲冑がズラリと並んでいます。
桔梗の紋。明智
木瓜。織田
葵は無いな?
奥の廊下では、有名なイラストレーターさんの書いた、東軍-西軍の武将たちの絵が飾られています。(多分有名なんだと思います。絵は疎いものでゴメンなさい。)
でも、すごくカッコよく書かれています。多分、実際の本人よりもカッコ良いんじゃ無いかな? (知らんけれど) 笑っ!
東軍は以上!?
家康も、本田忠勝も福島も全部カット。笑!
井伊家はね、大国に挟まれて翻弄され続けながら、苦労に苦労を重ねて、最後に徳川四天王にまで上り詰めた。小国(国衆)の意地みたいな所が感じられて好き。
結局、井伊家は幕末まで幕府の重鎮で居続けた訳です。スゴイ出世ストーリーだよね!
はい、こちらが本命。西軍です。
西軍を率いたご存じ石田三成公。
もし、江戸時代に伝られたように三成が本当に無能だったら、
当時の戦史上、最大の合戦を行えるほどの武将や軍勢は動かせないよね。
三献茶や、大谷刑部の茶会でのピンチを救った話が本当だとしたら、
人の心がわからないダメ人間ではなく、皆が嫌がる嫌われ役を損とわかっていても、買って出れる。心根の優しい人だったんじゃ無いかなー?
多くの武断派が家康に靡いてゆく中、豊臣家に義理立てして。
家康の専横を止めるすべく挙兵するなんて、普通出来ないよ。
本当に無能で人の心が読めない嫌なやつなら、島左近や大谷刑部などがついてゆくわけないよね?
結果、負けているから何を言っても、せんなきことですが…
勝てば、官軍は幕末の言葉ですが。
要は「勝った者が正義」ということですねー。
映画「関ヶ原」見応えありましたねぇ。
壮大すぎて、どうしても展開が速すぎて落ち着かないのは仕方ないですね。
映画にするには、大作すぎる。いっそスターウォーズみたいにエピソード制にするか?ww
三成にすぎたる者。と言われた「島左近」
三成の盟友。最後まで友を見捨てなかった漢。 大谷刑部
名目上の総大将。毛利一族の動きが、関ヶ原の合戦を左右したのでしょう。
なぜ、動かなかったー。(勝てたはずなのに)
毛利 秀元
西軍の中心として、天晴れな戦いぶりを見せた。宇喜多軍
最後は哀れでした。
敵中突破で伝説的な退却劇をするくらいなら、最初から戦ってくれー。
鬼島津。 島津義弘
しかし、徳川幕府を滅ぼしたのが島津家の薩摩とは歴史の皮肉。
さぁ、そろそろメインアトラクションの上映です。
体験型シアターで、東軍西軍の動きを戦場にいるかの如き視点で楽しめます。
「これは、楽しいわ!」
これで入館料500円は、はっきり言って大バーゲンですね。
それと、スタッフの皆さんがとても感じが良くてとても親切だったことを付け加えて記しておきます。
シアター後は2階の展示室にあがります。
陣羽織来て、写真がとれます。(無料) 背景は8種類位?の中から選べます。
私は笹尾山(三成の陣所)
「楽しい!」
なんか、ゲームのキャラクターらしい。イケメンですな。
記念に一枚買ってしまいました。「大一 大万 大吉」のステッカー。
貼るところは考えてない⁉️ 笑っ
たっぷり4時間近く記念館で遊んだ後は、行きますよね?「笹尾山」⛰
途中、決戦地も寄ってゆきます。本当にコンパクト。
こんな地形で10万以上の人数で戦闘したとは、さぞかし「密」だったでしょうね!
感染対策はしっかりと!笑。
決戦地のすぐ近くに、三成が布陣した「笹尾山⛰」があります。
笹尾山交流館でもお土産(グッズ)が売ってました。
クリアシールバージョンが売っていたので、また買っちゃいました。
で、ようやくつきました。「笹尾山」
甲冑姿で佇む武者は島左近さんですね。渋っ
迫力の逆茂木を登ってゆくと。
(結構しんどい、桃配山とはえらい違いだわ。大将の歳の差?)
記念碑?
三成の陣所から東軍を見るとこんな感じ。
笹尾山から小早川秀秋(西軍だったが東軍に寝返って勝負を決定づけた。)の陣所であった、松尾山を眺める。
「どれだけ悔しかっただろうなぁ…^_^;」
史上最大の合戦は、僅か1日で勝敗を決してしまったわけです。
と、散々 日本史に残る史上最大の合戦の舞台を楽しんだ後は、
高速に乗って彦根まで20分。
彦根城近くのクラブハリエでバームクーヘンを購入して帰路に着きます。
ちょうど窓越しにKZ550が見えたので1枚。良い感じに撮れました。
近くでしたが、1日たっぷり遊べる見応えのある旅でした。
本日の走行距離 163miles